オープンキャンペーン・クローズドキャンペーンの違い・メリットについて
目次[非表示]
- 1.販促キャンペーンとは大きく分けて2種
- 1.1.オープンキャンペーンとは?
- 1.2.オープンキャンペーンのメリット
- 1.3.クローズドキャンペーンとは?
- 1.4.クローズドキャンペーンのメリット
- 2.景品を選ぶとき、上限金額ってあるの?
- 2.1.オープンキャンペーンの場合
- 2.2.クローズドキャンペーンの場合
今回がブログデビューとなる、キャンパケスタッフの天野です。
どうぞよろしくお願いいたします!!
今回は、オープンキャンペーンとクローズドキャンペーンの違いや、
双方のメリットなどをご紹介いたします。
またキャンペーン実施において、切っても切り離なすことのできない景品表示法についても、
ご紹介いたしますので最後まで、お付き合いくださいませ!!
販促キャンペーンとは大きく分けて2種
販促キャンペーンとは、キャンペーンを利用した購買促進活動のことです。
数多くの商品がある中、自社の商品をアピールして良さ知ってもらい、
購入につなげるチャンスとして、多くの企業がキャンペーンを実施しています。
それらキャンペーンは大きく「オープンキャンペーン」「クローズドキャンペーン」の
2つに分かれます。
それではそれぞれのキャンペーンの特徴やメリットをご紹介していきます。
オープンキャンペーンとは?
オープンキャンペーンとは誰でも応募できるオープン型なキャンペーンのことです。
誰でも参加が簡単な条件を設定し、景品等をプレゼントします。応募のハードルが低く、
幅広い層の消費者がキャンペーンに参加可能。
昨今はSNSの隆盛により、さまざまなチャネルから気軽に応募できるようになっています。
<オープンキャンペーンの例>
・SNSフォロー&リツイートキャンペーン
・無料会員登録
・メルマガ会員登録
・アンケート(クイズ)回答
オープンキャンペーンのメリット
オープンキャンペーンの場合、応募の際に商品購入などの条件がないため、
お客様は気軽に参加できます。
それゆえ、商品やサービスをお客様に幅広く認知してもらえることが期待できます。
企業のPR、新商品のPRなどにはオープンキャンペーンが効果的です。
クローズドキャンペーンとは?
クローズドキャンペーンとはオープンキャンペーンとは対照的に
商品購入・サービスやサービスの利用など一定の条件を設定し、
それを満たしたお客様が参加できるキャンペーンのこと。
クローズドキャンペーンは商品を購入してもらうことを前提とした、
購入者限定キャンペーンであることから、マストバイキャンペーンとも呼ばれます。
<クローズドキャンペーンの例>
・レシートキャンペーン(〇〇円以上から応募可能)
・商品のシール・バーコードを集めて応募
クローズドキャンペーンのメリット
クローズドキャンペーンは、既存製品・サービスに対する顧客維持に有効的です。
売上が減少した商品の活性化や、ブランドへの関心を喚起することができます。
また、各小売店やECショップへの来店促進ともなり、購買拡大を促す効果が期待されます。
景品を選ぶとき、上限金額ってあるの?
まず、景品の金額は、キャンペーンの実施方法により、上限が異なります。
それらを定めているのが景品表示法です。
景品表示法は、正式には「不当景品類及び不当表示防止法」と言います。
商品やサービスの品質、内容、価格等を偽って表示を行うことを規制するともに、
過大な景品類の提供を防ぐために景品類の最高額等を制限することなどにより、
消費者の利益を保護しています。
オープンキャンペーンの場合
オープンキャンペーンでは、景品の上限金額が設定されていません。
そのため、豪華な景品を用意することができます。
クローズドキャンペーンの場合
クローズドキャンペーンでは、3種類に分類され、それぞれで上限金額が異なります。
一般懸賞
商品を購入、またはサービスを利用されるお客様にくじ等の偶然性、特定行為の優劣等によって、
景品類を提供すること。
例)抽選で当たった人が貰えるノベルティなど
<限度額について>
取引価額5,000円未満の場合:取引価額の20倍まで
取引価額5,000円以上の場合:10万円まで
共同懸賞
共同懸賞は商品やサービスを利用した人に、地域や事業者が共同して景品を提供すること。
例)ショッピングモールや商店街で開催される福引など
<限度額について>
最高額は取引価額に関わらず30万円が上限と定められており、景品総額は懸賞にかかる
売上予定総額の3%と定められています。
例えば、キャンペーンの売上予定総額を2千万円とした場合、懸賞に関わる売上総額の3%に
設定しなくてはいけないので、景品総額は60万円までとなります。
総付景品
総付景品とは商品を購入した方、サービスを利用した方にもれなく景品を提供すること。
例)飲料水等についている付録、イベントに来場した方へ先着順に配布する粗品など
<限度額について>
取引価額1,000円未満の場合:200円
取引価額1,000円以上の場合:取引価額の10分の2
このように、クローズドキャンペーンは懸賞方法によって、景品の上限金額が定められています。
景品の選定にはこれらをクリアした上で、お客様から喜んでいただける、景品選びをしていきたい
ですね。
今回はオープンキャンペーンとクローズドキャンペーンについてご紹介しました。
キャンペーンを実践する際は、その実施目的(認知拡大、来店・購買促進、
ロイヤルティの醸成など)に合わせて、適切な懸賞方法を設定することが大切です。
「新商品発売のPRのためのキャンペーンは何がいいのか」
「景品の設定金額はどうすればいいのか」
「○○キャンペーンの抽選方法について悩んでいる」
など、キャンペーンについてのお悩みがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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