お教えします!賞品発送の裏話 その2
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梱包の際に最も注意を払わなくてはいけないのが、「異物の混入」についてです。
せっかく当選賞品が届いたのに、開けてみたら髪の毛が入っていた…では、企業の心象を悪くするだけでなく、信用問題にも関わってきます。
どうしたら異物混入を防ぐことができるのか、どのような点に注意すべきか、
今回は、梱包時の異物混入対策についてご紹介いたします。
①作業用帽子の着用
耳や髪を覆う作業用帽子を着用することで、作業中の毛髪混入のリスクを低減することができます。
しかしながら作業用帽子を着用する際も、自分の頭のサイズとあったものを着用することが大切です。作業用帽子が大きすぎる場合、顔と帽子の間にわずかな隙間ができ、そこから毛髪が落下してしまうこともあります。また、小さすぎる場合は、締め付けの不快感から無意識のうちに帽子を触ってしまい、帽子がずれてしまい、これも毛髪落下の原因となります。
②粘着ローラー掛けの実施
ローラー掛けを行い着衣に付着した埃やゴミ等を除去することでも、梱包時の異物混入リスクの低減を図ることができます。
粘着ローラーは、上から下へ行うのが基本です。頭の方から順に行い、毛髪が不着している肩や背中の周辺は念入りに行うことが鉄則です。
また、粘着力が弱まったローラーを使用してのローラー掛けは、異物除去率が落ちてしまいます。使用前に粘着シートの状態を確認した上で、ローラー掛けを行うようにしましょう。
③ピアス・イヤリング・つけ爪の取り外し
気付かないうちにピアスが落下し、混入してしまった…、というケースも考えられるため、梱包作業前はあらかじめ取り外しておくことが大切です。
手作業で行う梱包作業。直接賞品に触れるため、つけ爪に関しては、外れてしまうリスクだけでなく、賞品を傷つけてしまう可能性もありますので、作業の際は取り外しておきましょう。
④作業台の清掃
基本的なことですが、作業前には必ず作業台を清掃しておきましょう。毛髪、埃、紙粉、紙屑などの異物混入のリスクが、最も高まるスペースであるため、作業台の清掃は決して疎かにしてはいけません。
⑤作業前チェックリストの作成
前述した①~④の工程は、異物混入防止のためには1つも欠かすことはできません。
梱包作業に携わるスタッフ全員が漏れなく対策を実施することが鍵となります。
チェックリストを作成しておくことで、「誰が」、「いつ」、「どのような状態で」作業を行ったかを漏れなくチェックでき、その証跡を残しておくこともできます。
チェックリストを使用することは、全員が同じ認識で、同じクオリティで作業開始することができるというメリットもあります。
今回は色々な対策をご紹介しましたが、まずは全員が同じ認識をもって実行できなければ意味がありません。そのためにも作業前のチェックを徹底しておくことが大切です。
キャンパケでは衛生管理にもこだわって梱包・発送業務を行っています。
賞品の梱包・発送について検討中という販促ご担当者さまは、是非一度お気軽に「キャンパケ」にお問い合わせください。
引き続き、「キャンパケ」をどうぞよろしくお願いいたします。