キャンペーンするならツイッター?インスタ?
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Twitter・Instagramの利用者とサービスの特徴
まずTwitterの特徴としては、「短文(全角140文字/半角280文字)でのリアルタイムコミュニケーション」、「拡散力」があげられます。思いついたことを気軽につぶやけるという手軽さから、比較的幅広い年代層が利用しています。
下記のグラフをご覧ください。こちらは各年代におけるTwitter利用率を表しています。
(データ元:総務省「令和2年度度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要」より)
Twitterは10~20代(10代:67.6%、20代:79.8%)を主として、トレンドに敏感な若年層の利用率が高いことがわかります。
また、Twitterでは投稿をシェア(=リツイート)することが簡単なため、拡散力が高く、フォロワーのフォロワー、さらに先のユーザーへと情報が広く届く可能性があります。情報が流れるスピードも早く、商品やサービスなどの情報やタイムリーな話題などを探しやすいなど、検索性の高さも特徴です。
Instagramは、写真や動画といったビジュアルをメインとしたコミュニケーションが特徴のSNSです。Instagramには写真加工の機能があり、簡単にきれいでおしゃれな「インスタ映え」する写真を投稿することができます。但し、Instagramには投稿をシェアする機能がなく、投稿はフォロワーのタイムラインにのみ表示されるため、他のSNSに比べると拡散力は低いです。
(データ元:総務省「令和2年度度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要」より)
Instagramのユーザーは10~30代(10代:69.0%、20代:68.1%、30代:55.6%)が多く、特に女性ユーザーが多いです。「きれいで」「おしゃれな」写真を好む層が中心となって利用しています。
そのため、写真や動画を活用して、商品やブランド世界観を伝えることを得意としているInstagramは、キャンペーンを通じて企業やブランドへの好感度や購入意向の向上に近づけることができます。
Twitterキャンペーンの実施ポイント
Twitterはその拡散性の高さから「新規フォロワーの獲得」を目的としたキャンペーンに利用される傾向にあります。拡散性と手軽さを生かした「フォロー&リツイート」キャンペーンが、Twitterキャンペーンの主流となります。
有名ファミリーレストランのフォロー&RTキャンペーン
公式Twitterをフォローし、指定投稿をRT(リツイート)するだけで抽選で20名に1万円分のお食事券をプレゼント。こちらは店舗で開催中のキャンペーンと連動させた企画です。並行して店舗ではアプリをダウンロードすると20組に1組が、お会計が無料となるキャンペーンです。
こちらはTwitterの拡散性を生かし、店舗キャンペーンも同時に拡散されるため、新規フォロワーの獲得とあわせて、店舗への集客も図ることができる施策です。
旅行系メディアのフォロー&RTキャンペーン
公式Twitterアカウントをフォローして指定投稿をRTすると、当選結果がすぐにリプライで送信される、インスタントウィン形式のキャンペーンです。商品券3,000円分を10名にプレゼント。はずれても6種類あるはずれリプライ全てをRTすると、抽選で1名に商品券10万円分が当たるというダブルチャンスも。
こちらも「リプライを全てリツイート」するというダブルチャンス企画を設定することで、さらなる拡散を見込める施策です。
Instagramキャンペーンの実施ポイント
写真や動画などといったビジュアルがメインのInstagramでは、「フォロー&投稿」など、ユーザーが対象商品の写真を投稿することを条件としたキャンペーンが目立ちます。
有名フルーツ生産・販売企業のフォロー&投稿キャンペーン
公式Instagramアカウントをフォロー、指定ハッシュタグを付けてフルーツを食べた写真と「食べた感想」を投稿するキャンペーンです。抽選で50名にキャラクターマスコットのぬいぐるみをプレゼントする企画です。
商品の写真と食べた感想の投稿を募集することで、商品の購買促進を図ることが可能です。
また、こちらは女性に人気の高いキャラクターのぬいぐるみを賞品としていることから、賞品を受け取った当選者に更なる投稿を促し、二次的な認知拡大も狙うことができます。
Instagramキャンペーンでの賞品選定にはご注意を
SNSに限らず、一般的にキャンペーンと言えば、「ギフトカード〇〇円が当たる!」など金銭や金券を賞品とした企画をよく見かけますね。しかし実は、Instagramにおいては、コミュニティガイドラインでは金銭や金券の提供は禁止されています。
「いいね!やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、現金や現金同等物の提要を申し出たりしないでください」
うっかりガイドラインに従っていない場合は、「コンテンツの削除」「アカウントの停止」などに繋がる恐れもあるため、キャンペーン実施の際は、しっかり確認しておきましょう。
問い合わせ対応の方法は?
キャンペーンの問い合わせ対応というと、「コールセンター」が一般的ですが、TwitterやInstagramのキャンペーンの場合、DM(ダイレクトメッセージ)機能やメールを利用することが多いです。
対象となる層がSNSユーザーであり、DMやメールでのやり取りに慣れており、電話よりも気軽に問い合わせやすいと考えられるためです。
今回のまとめ
・アプローチしたいお客様層を明確にし、
利用するSNSやキャンペーンの企画・応募条件を決めることが大切
・企画段階での入念な各種SNSのガイドラインの確認が大切
「どのSNSを利用するのが効果的か」
「ガイドラインまで調べている時間がない」
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